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逝っちまったか、たぬきジジィ。
2週間ほど前に、母から、102歳になる祖父が脳内出血で入院していて、意識も無いという連絡がありました。
チビで、デブで、不細工なクセに女癖が悪く、さんざん、醜聞を撒き散らしたオジジ。 私が知ってるだけで...片手以上の女がいた...。 (私が知ってるんだから、はっきり言って、もう “老年” に入ってからです。) 60代の後半には、苦労をかけ続けた妻を捨て、長年の愛人と同居。 わたしが、アメリカに高校留学していた時には、仕事関係の視察と称して、現地でのお世話係がいたとは言え、たった一人で渡米。 わたしの、ホームスティ先にもやって来て、一緒にディズニーランドにも行きました。 (ゲゲッ...。) オジジ、73歳の時です。 わたしと同居人が結婚した時には “仕事が忙しいから。” と、北海道から東京への日帰り参加。 羽田から会場までひとりできて、一人で羽田へと帰っていった彼を見て、同居人の親族が、みな、ぶったまげてたなぁ~~~! オジジ、そのとき、85歳。 80台の前半に、なぜか愛人と別れてからは、こじゃれたマンションで一人暮らし。 90過ぎまで現役に固執し、まわりにさんざん迷惑をかけました。 引退した後は、朝は3紙の新聞を丹念にチェックし、必要(?)な記事をスクラップ。 午後は、散歩と畑仕事。 主治医に膝の痛みを訴えて、杖を使うようにと言われ “そんな、年寄りくさいことが出来るか~~~!” といい、毎日、毎日、椅子に座って “腿あげ運動” に励んだのは...なんと、98歳の時でした。 100才を超えてもなお、携帯とデジカメを使いこなし、一人でお気に入りのホテルに泊まるためにお出かけし、なおかつ、飲み屋の若いねぇちゃんに相当の金をつぎ込んでいたらしい、オジジ。 そんな、オジジが、脳内出血ぐらいで、くたばるとは思えん! 普通に考えると、その年で、意識がないということは...ですが、でも、まぁ、彼に限っては 1ヶ月ぐらい過ぎてから、突然めざめ ”あ~っ、よく寝たな~!” などと言いかねない...と思ってたのですが...。 やはり、最後は、彼も、人の子。 数日前に、息を引き取ったそうです。 母から、電話があって、ごく普通の声で “tugu おっきいじぃ、逝っちゃったよ。” といわれた瞬間、なぜか、涙があふれてきました。 ほんと、さんざん、振り回されて、うんざりしていたはずのオジジなのに...。 なんだかんだ言いながら、わたしは、おじいちゃんのことが好きだったんだろうね、きっと。 でっ、たぶん、おじいちゃんも、わがままで、屁理屈こきで、糸の切れたタコのような私が...気になってしょうがなかったんだと思う。 無い知恵を絞った、弔電の一部。 “予期せぬ知らせに、胸にぽっかりと穴の開いたような気分です。” でも、ほんとうは、地球の一部、ちっちゃな、ちっちゃな部分に、穴が開いたような気分だよ。
by tuguki3964
| 2009-05-10 14:22
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