昨日アラビックのスーパーでとあるものを発見。
おーっ、これってあれじゃん。
米原さんが、“旅行者の朝食” のなかで、熱く熱く語ってた
そう、あの、
Halva!
米原さんが引用している、V.V.ポフリョーブキン と言う人の “料理芸術大辞典・レシピ付き” と言う本によると、イラン発祥の、前5世紀ごろからその存在を確認されているお菓子らしい。
ただし、その本によると、このお菓子は専門の職人の手によって作られるもので、その作り方は企業秘密。 現在、 Halva として売られているのは、ほとんどが工業製品のまがい物、とのことで、当然これもまがい物でしょうね。
と、分かっていても、やっぱり、買ってみずにはいられません。
お味は...そう...。 ショートブレッドと落雁を足して2で割ったものにナッツを入れた感じ...。
どうやら、ヌガー、ポルボロン、ハルーア、そして落雁も、この、Halva の流れをくんだお菓子らしい。
ちなみに、本物のHalvaに使われているのは 砂糖と蜂蜜、サボンソウの茎根、アーモンドなどのナッツ類かひまわりの種やゴマ、穀物の粉、多数の香料、で、今も、イラン、アフガニスタン、トルコでは、職人の手になるものが作られているとか...。
食べてみたい...。