昔、姉と “貧乏” についてはなした時 “人間の育ちは、金銭よりも空間に対する鷹揚さで分かる。” と言う結論に達した。
“広い庭や吹き抜けのリビング” なんて環境で育った人と わたし達のように “2DKの借家暮らし” で育った者では、空間に対する感覚が根本から違うに違いない...。
父の仕事の関係で引越しが多かった我が家が引っ越してまず最初にすることは、収納スペースとして使えそうな空間をチェックしまくり、そこをいかに無駄なく活用するかを考えること。
小さな借家で一家4人が快適に暮らすためには、どんなすき間も見逃しません!
名付けて “空間貧乏性。”
現在、アメリカサイズでは小さいが、日本サイズでは二人暮らしには十分な大きさの家に住みながらも、相変わらず続く...そのヤマイ。
以前から気になっていた、ここ。
冷蔵庫と作り付けのパントリーの間の 十数センチのすき間。
なんか、すっごく、もったいない...。
でも、日本と違って、すき間家具 なんて、発想すらない国だし...。
で、今日の工作。
ワタクシ御愛飲の安物箱ワインの空き箱を積み重ねて作った
貧乏が香り立つトーテンポール
全体像はこちら。
いいのよ、どうせ、ゴミ屋敷になりかかってるぼろ屋だし...。
これだって、乾物なんかを入れておけば、ずいぶんスッキリするはずよ。