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アメリカ西海岸在住、グータラ兼業主婦のグータラな日々。
by tuguki3964
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Roseママの “ママの味”

9月のシンクロのお題、“ひき肉” を見たときから、これはぜひ皆さんにご紹介せねば、と、ある種使命感さえ感じていたのに、もう月末。
日出国 との時差の問題もあるし、なんとか、滑り込めるでしょうか...。

そのお料理はこちら。
とってもシンプルなロールキャベツです。
c0119140_7575227.jpg


材料 約16個分

牛のひき肉 1ポンド (約450g)
野菜のみじん切り 150から200g
キャベツ 中くらいの大きさ(1K弱)1個
塩、胡椒

※ お野菜、今回私は人参、セロリ、リークを使いましたが、玉葱、インゲン、ブロコッリーなど、お好みで何でもOKです。

1. ひき肉に、みじん切りにした野菜、塩コショウを加え、よく混ぜる。  (味付けは、基本的に、この塩コショウだけなので、かなりしっかりつけたほうがおいしいです。)

2. キャベツの外葉をはずしてきれいに洗っておく。

3. キャベツを一枚ずつはがし、熱湯にくぐらせ、厚い部分はそいでおく。  (そいだところも捨てずにとっておきます。)

4. おなべの底に2のキャベツの外葉と3のそいだ部分を敷き詰めます。

5. 3のキャベツで2を巻き、お鍋に並べていきます。

6. 巻き終ったら、おさじ3程度の水を入れ、ふたをして弱火でコトコト1~2時間、キャベツが柔らかくなるまで蒸し煮にします。  (時々様子を見て、こげそうなら水を足しますが、お野菜から驚くほど水が出るので、たいていは大丈夫です。)


このロールキャベツは、私が高校生の頃ホームスティさせていただいていたおうちのホストマザー “Roseママ” が、よく作ってくれたもので、彼女のお母さんの得意料理だったそうです。

名前がとっても素敵で、一度聞いたら忘れない。 A Bird without Bone (骨のない小鳥) と言います。
Roseママも、どんなお料理の本にもどんなレストランのメニューにも、こんな名前のロールキャベツはないんで、きっとお母さんが自分で考えたのだろうと言ってました。

味付けは塩コショウだけのとってもシンプルなもの、でも、Roseママが話してくれる、彼女のお母さんの思い出話が最高の隠し味でした。

Roseママのお母さんは、ドイツ移民のお父さんとポーランド移民のお母さんの間に生まれた長女。
お母さんはとても優しい人だったそうですが、お父さんは、“女は人間にあらず”と思ってるような人で、いつも不機嫌で、何か気に入らないことがあるとすぐに暴力を振るう人だったそうです。
家が貧乏だったうえ、彼女が8歳のときにお母さんが原因不明の病気で寝たきりになり、家事や弟たちの世話をするために、その後、学校へも行けなかったそうです。
でも、とっても向学心のある人で、聖書でも、薬の効能書きでも、とにかく目に付く活字は擦り切れるぐらい読んでいたそうで、古い写真の裏に書かれた彼女の字を見せてもらったことがありますが、とっても品のある美しい筆跡でした。
大人になって、Roseママのお父さんと知り合って結婚。
Roseママのお父さんは、体格の良い、優しい人で、“気は優しくて力持ち”タイプ の人だったそうですが、お金儲けがとっても下手。
ネブラスカで、開拓農家をしていたらしいのですが、その日の食べ物にも困る日が続き、ついにRoseママが5歳のときにカリフォルニアに移住を決意。
カリフォルニアに来てからも、いろいろなことに手を出すが、あまりうまくはいかず、相変わらずの貧乏暮らし。
そんなときも、鶏をかってたまごを売ったり、近所の独身の男の人の夕食を引き受けたり、家の一部を雑貨屋にしたり、と、お母さんがなんとか生活費をやりくりしていたそうです。

貧乏だったから、1ポンドのハンバーガー(牛のひき肉のこと)で育ち盛りの6人の子供のおなかをいっぱいにするには、こうやって、家で取れた野菜をたっぷり入れて量を増やすしかなかったのね。
といって、出してくれたのが、このロールキャベツ A Bird without Bone です。 

まるで、“大草原の小さな家” を、本人の口から聞かせてもらっているような、とっても大切な私の思い出、そして思い出の味です。
by tuguki3964 | 2007-09-29 08:51 | 食べること
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